今日は照蓮寺で囲碁の日です。
昨日お邪魔した年配の門徒さんがポツリと。
「近頃同級生も亡くなるばかりで、碁をうつ相手もいなくなって寂しい」
じゃあ、ということで、早速今朝からお寺に来てもらい囲碁をうちました。私が碁の相手になることで少しでも寂しさが和らぐのならば、と思いましたが、よくよく聞いてみるとご本人は「囲碁2段」。
ボロクソにやられて、全戦とも見事に惨敗でした。
「お経の勉強ばっかりしとらんと、囲碁の勉強したほうがよさそうやな」
誠にごもっともな負けっぷりでした。
あっという間に時間が過ぎました。
「今日は楽しかった。今度特訓してあげるから暇な時に連絡してくれ」
全く囲碁の相手にはなりませんでしたが、少しは寂しさが紛れたかもしれません。
お寺は人の集う場。
喜びを見つける場。