2017.02.17
1週間前に迫った「こども食堂」の打合せ会を開催しました。
様々な意見が飛び交い、中身のある会議になり、開催が待ち遠しくなりました。
今回は12の団体が協力団体として関わってくださいます。
まちづくり、福祉、PTA、児童館、民生委員さんなど
地域のこどもたちに関わる多くの団体に声がけさせていただき、快諾いただきました。
この事業はとてもシンプル。
御飯をみんなで一緒に食べる。
あとは毎回何を用意してもいいし、その都度こどもに決めさせてもいい。
だからこそ地域の誰もが協力できる可能性があります。
自分なんて何の助けもできない、なんて思うことはなくて。
誰もが何かの助けになれるから、みんなでまちを元気にしていける。
こどもたちはそんなまちの大人のエネルギーを感じて、
大人ってすごいんだとか
僕らもがんばらなきゃとか
こどもなりに元気を出すんだと思います。
あと1週間。
前を向いて歩こう!
2017.02.15
先日お邪魔したお宅に火鉢がありました。
中の炭火は見た目にあったかく、パチン、パチンという炭の音がなんとも雰囲気のいいものです。
他の暖房もついていましたが、火鉢があるとついつい近寄って両手を近づけてしまいます。
火というものの特徴は、主に暖かいことと明るいことです。
少し言い方を変えると、暖めることと明るくすることです。
暖めるとは、何かを暖めるわけで、その何かはもともと冷たいわけです。
明るくするとは、そこはもともと明るくなく、暗いわけです。
よく陥りがちなのが、僕らに足りないものをもらえたら僕らはもっと幸せになれるという考え方です。
今で言うところの、寒いから暖める。暗いから明るくして。という考え方です。
ですが、そのためには、寒い、暗い、と気づく必要があります。
私たちに置き換えると、日々の一つひとつの事柄がなぜ私に起こったかを
ちゃんと納得できているかということで、これは大変難しいことです。
気づきもしないところに一筋の救いがあったとき、
私たちは自分の置かれていた状態を見せつけられるのだと思います。
そうでなければ、喜びは半減です。
自分が必死になって手探りで頑張って、
どうにもならなくてお手上げで、
それでも諦めずもがき続けるところに、
救いはいよいよ暖かく、輝きを増すのだと思います。
2017.02.14
今日はバレンタインデー。
お坊さんといえど、人の子です。
いただきものは何であっても有難いものです。
『チョコあげても喜ばないかと思って...』
エビスの限定プレミアムビールをいただきました。
フレンチの巨匠ジョエル・ロブションも認めた味、華やぎの時間と余韻の時間。
あっという間に飲み干さないようにゆっくりと味わうことにします。
栓を開けるのが楽しみです。
2017.02.13
今日は魚津まで高齢者施設の訪問布教に行ってきました。
行きは猛吹雪でしたが、帰りには明るい日が射してとても気持ちいい天気でした。
海岸線をずっと走っていると海の向こう側に高岡、氷見、能登半島まで見えるのかわかりませんが綺麗に見えました。
富山湾は見る場所によって色々な姿を見せます。
さすがにこんなに寒い時には蜃気楼も見えるわけもありませんが、雲間から射す陽の光がとても美しく海を照らしていました。
いつも前途洋々。
そう思えば本当にそうなるかもしれません。
2017.02.12
昨日、第58回富山県小中高校生書初大会が富山市総合体育館でありました。
我が家の子供達が学年代表で参加させていただきました。
総合体育館にはたくさんの参加者でいっぱいで多くの保護者が2階席から見守っていました。
たくさんの見守りの中で子供達が字を書き始めると、会場中が物音1つしなくなりました。
いつもは賑やかな子供達が黙って心静かに集中する姿は清々しく思えました。
こんな緊張感を子供達に経験させていただけたことが嬉しかったです。
ちゃんと書けたかどうかを保護者に見せて確認するあたりはやはり子供ですが、本当によく頑張りました。
こんな経験がまたいつか、子供達にとって何かの為になるんだなと思います。
子供に対して親のできることは限られています。
学校やまちやいろんな機会でもっともっと大きく育ってほしいと思います。
もちろん私自身もまだまだ頑張らねば。
2017.02.11
今日は富山市サッカー協会主催の小学生のサッカー大会に行ってきました。
私のこどもの頃と違って、小学生のサッカーのプレイが大人と同じようになっていてレベルが高くなっているのを感じました。
昔はテレビでもサッカーの試合なんてほとんど放送されていなくてプロのすごいプレイを見ることもできませんでしたが、近年は海外のトップレベルの試合をいつでも簡単に見ることができ、サッカー教室も誰でも入りやすくなりました。
サッカーに限らず、時代は刻々と変化します。
今週の研修会での講師の言葉に
『今の時代の一番の特徴は、生死いづべき道が問題となりにくい時代に変わったことだ。それはすなわち、浄土真宗の教えが伝わりづらくなってきたということ。』
この時代において、何百年間変わらず続けることに加えて、変えていかなければいけないこともあると私は思います。
刻々と移り変わる時代の変化に即応し、伝えなければいけない教えをより多くの相手に、より深くお伝えすることが私たち僧侶に課せられた務めの重要な部分です。
悩めるうちが花。
悩めるうちに思いっきり悩んでみよう!
明日も前を向いて歩こう!
2017.02.10
今日はお寺の青年会の公開講座に参加しました。
富山国際会議場を会場にすることで一般の方々も参加しやすかったのか、
多くの聴講者が参加していました。
演題は『遊びをせんとや生まれけん』
仏教から少し距離を置いた哲学の切り口が新鮮でした。
今すぐ何かに役立つというものではありませんが、
間違いなく脳みその運動になりました。
『ちょっとだけ知ってることは知らないことと同じである』
これは先日ある方から聞かせていただいた言葉で、何故かずっと脳裏に残っています。
背伸びすることは大事なことですが、入り口だけ理解して知ったかぶりすることは、
周囲にだけでなく自分にも嘘をついていることにつながります。
知らないことは知らない。
謙虚に学ぶ姿勢が大切だと教えられました。
明日も前を向いて歩こう!
2017.02.09
風邪気味だと思ったら漢方薬を飲みます。
これが効くのかどうかはわかりませんが、
これを飲めば大丈夫と思えることが大事です。
寝付けない人に、この睡眠薬飲んだらすぐ効くよって言って、
普通の風邪薬飲ませたらすぐ寝れたという話を聞きました。
また、胃薬だよって言って普通のビタミン剤飲んだら
お腹痛いのがなおるそうです。
騙されてる訳ではなくて、人は安心することで病気に打ち勝つための自然治癒力が高まるようです。
人間ってすごいですね。
絶対に風邪なんかに負けない!
明日も気合入れて、前を向いて歩こう!
2017.02.08
こども食堂のチラシ作成をいつもPTAでお世話になっているお父さんにお願いしました。
前回同様、モノクロで素敵なデザイン、ありがとうございます。
モノクロのよさは、こどもが自分の好きな色を塗れるところ。
自分の思いに任せて色鉛筆やマジックで色付けすることができます。
先週から学校を通じて配布していただきました。
家でもこどもがせっせと色ぬりをしてくれていました。
参加状況は上々。
当日に向けて食材の調達や協力団体との調整などいろいろありますが、
この事業が軌道に乗るまでは踏ん張らなければ。
今回もこどもたちの笑顔が溢れますように。
今日も前を向いて歩こう!
2017.02.07
今月のこども食堂の会場を再度確認。
いつも使ってる場所ですが、自分の足で改めて確認しました。
子供達に危険な箇所はないか。
施設の壊れやすいものはないか。
立ち入り禁止エリア、出入り口の場所。
手洗いや靴の泥はどうするか。
マイクは、ゲームは、食事のテーブル配置は。
清掃道具の数は。
駐車場の采配は。
警察の用語から使われる『現場百遍』(げんばひゃっぺん)
デスクの上やパソコンの画面でどれだけ考え尽くしても分からないことがあります。
そこに立たないと気づかないことがあります。
以前、ある町の川を昔のようにホタルの舞う綺麗な川にしようとゴミを拾いに行ったらなぜか川の水が干上がっていて、川のていをなしてなくて腰を抜かしたことがありました。
AIやロボットが人間の仕事をほぼ何でもできる時代。
ロボットが無駄と判断するようなことを、今だからこそ見直さなければいけないのかもしれません。
現場百遍‼︎
町の子供達の笑顔のために。
明日も前を向いて歩こう!