当たり前ではない
2017.04.29
のどの痛みはないんですが、声が出ない。
声がすぐに枯れる。
などの症状に困り果てています。
はじめましての方には、
「初めからこんな声の人なのかな」
と思われるだけなので問題はないのですが、
以前の声を知っている方々は
「どうしたの?」「大丈夫ですか?」
と心配されてしまいます。
年末年始あたりから少しずつ声が出にくいなーと思っていましたが、
さすがにどうにも良くならず、お医者さんに診てもらいました。
鼻からカメラを入れて声帯をチェック。
血液検査や超音波もしてもらい、やるべきことは全てやってもらいました。
結論として、「のどの使いすぎ」ということです。
お医者さんからは「しばらく黙っていれば治るから」と言われましたが、
仕事上そうもいかないので、困っています。
「声を出さないこと」
シンプルですがそれが一番難しいことです。
今になって思うことですが、
何かが「できる」こと。
それは当たり前ではないと気づきました。
今まで当たり前に「声が出せた」のでなんとも思いませんでしたが、
こうなってみてはじめて「声が出せた」今までの自分が
その環境を当たり前に思ってすごしてきたかと、もったいない思いをしました。
今自分がしているいろんなことは、
実はどれもこれも「当たり前ではない」ものばかりかもしれません。
失ってはじめて気づくことが多くて、
所有している時には気づきにくい。
それが私たち人間なのかもしれません。
当たり前ではない毎日が私たち一人ひとりに与えられている。
だから、大切に毎日を過ごさないともったいないと思います。