2017.08.15
お盆です。
たくさんの方が墓参りにお越しになっています。
いつもは寒々としている墓地がこの時期は綺麗な花で彩られています。
一方で毎年頭を悩ませているのが、「ゴミ」です。
ゴミ箱のないところに山のように捨てていかれるゴミをお盆の後で片付けるのは、本当に悲しくなります。
私がゴミ山を片付けている横からゴミをポイ捨てしていく心無い人もいます。
お盆の期間中は2箇所にダストボックスを置いているので、せめてそこにゴミを捨ててほしいのに。
そう思っていました。
そして、今年。
墓地の利用者の方でしょうか、いつもゴミ山になるところに「メッセージ」がかけてありました。
『ここはゴミ捨場ではありません。お互いに気持よく使用するためにマナーを守りましょう。各家のお墓の草やゴミは持って帰りましょう。毎年美しく掃除している婆さんより。』
書かれたのがどなたなのかはわかりませんが、おかげでこのお盆の間ひとつもゴミが捨てられていません。
こんなことは私がここに来てからはじめてのことです。
どなたか存じ上げませんが、素敵なメッセージを書いてくださり、本当にありがとうございます。
2017.08.14
富山市内のご門徒さんのお参り。
大きなマンションですがエレベーターを降りるとそこから長〜い廊下を延々と歩き続けてようやくその部屋にたどり着きます。
となり町のそのまたとなり町まで歩くぐらい歩きます。
都会はこのような環境に慣れておられるかもしれませんが、こんな環境がこれからますます増えていくのかもと思いました。
エレベーターには棺桶が入らないからその時はとうしたらいいのだろう。
これは恐らく私たち寺にとっての宿題なんだろうと思います。
2017.08.13
お盆には普段よりたくさんの方々が本堂にお参りに来られます。
先日の大掃除から1週間ほどでまたたくさんホコリが落ちていたので掃除機をかけていたら子供達が手伝ってくれました。
子供達にとってみれば、掃除機を使うのも遊びの一つのようなものです。
なんでも楽しんでやるって大切なことです。
このお盆の時期は普段お会いできない遠方の方も見えられます。
そんな出会いも楽しんで、お盆を過ごそうと思います。
2017.08.12
先日ご門徒さんの三回忌の法要がありました。
暑い日でしたが、朝からエアコンをかけて涼しくしてくださっていました。
ありがとうございます。
法要後の会食は、富山市内の鉄板焼料理店にて。
とても珍しく、おいしくいただきました。
親戚みんなで鉄板焼きのカウンターを埋めて賑々しく会話するのも楽しいものです。
肩肘張らずにざっくばらんな話の中に、いろんななるほどということもあるものです。
2017.08.11
こども食堂の打合せ会議。
協力していただく地域の団体も参加していただき、当日の食事メニューや遊び、安全対策などを確認しました。
人がいればいるほどいろんな意見があって、私の目線では気づかなかったことがたくさんありました。
今回もまちの子供達が喜んでくれるようにしっかりと準備を進めていきたいと思います。
今日の会議にも学生達が取材に来てくれました。大人の会議なので学生達の目にはどのようにうつったかわかりませんが、遠いところ来てくださったことに感謝です。
2017.08.09
お盆のお掃除。
婦人会の皆さんとお盆の前に本堂のお掃除をしました。
毎年の掃除ですが、不思議とホコリはたまるものです。
今年も綺麗になった本堂でお盆を迎えることができそうです。
暑い日でしたが、汗をかいて掃除した後のかき氷はまた別格の美味しさです。
2017.08.07
連日の「声を取り戻せ」シリーズです。
私ののどの様子を心配して、あるご門徒さんから差し入れをいただきました。
これで元気出してくださいということなのでしょう。
「シフォンケーキ」
あんまりのどとは関係ないと思いますが、おいしくいただきました。
ありがとうございます。
連日いろいろありますが、のどに気を遣いながら過ごすのはとても疲れます。
でもこういう差し入れをいただくと元気になります。
気長になおしていこう!
2017.08.06
「声を取り戻せ」シリーズです。
手術後にご門徒さん達が寺に様子を見にきてくださいます。
家族でもないのに心配してくれる。
ありがたいことです。
のどにいいということで、「かりん酒」をくださいました。
かりんを焼酎のなかに入れて作るようです。
「のどによいと聞いたので作ったものだけど持ってきました」とのこと。
ありがたいことです。
ご門徒さん達がいろんなものを持ってきてくださるので、ちゃんと全部試してみています。
皆さんの期待に応えて、早く声を取り戻そう!
2017.08.05
開谷村。
富山県中新川郡上市町にある地域の名前です。
今は廃村となり、住んでおられる方はおられません。
以前住んでおられた方が、昔を懐かしんで小屋を整備したり、畑をしたりしておられます。
久しぶりに開谷の墓地にお参りにきました。
水橋よりも随分と涼しく、アブもたくさん飛んでいました。
山の斜面を奥へ歩いていくと、横一列になってお墓が並んでいるのが見えてきます。
昔の石屋さんはよくこんなところに墓を建てられたなと感心します。
およそ260年前、照蓮寺が水橋の大火で全焼しました。(1759年、宝暦9年12月14日のこと)
その際に、開谷村の門徒さん達が本堂の再建のためにと、この山の木を切って寺まで運び込んでくださったと聞かせていただいております。
今も本堂を支える柱には、開谷の方々をはじめ多くの門徒さんの思いが込められていることを山を眺めながら思い返していました。
2017.08.04
演劇鑑賞。
童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンを題材にしたミュージカル劇。
楽しみにしていた演劇です。
彼が恋をした女性に物語「人魚姫」を書いて自分の心を表現する。
切ない恋の話でした。
恋は実りませんでしたが、故郷の人々を童話で幸せにさせて物語は終わりました。
バレエの要素が多く、つま先立ちしてクルクル回るのがすごいなと思ったことです。
また、主人公の美しい声に感動しました。
ああやって、笑顔で気持ちよく発声できるのが観ていて心地よく、またうらやましく思います。
はやくのどをなおして自分も頑張ろう!