先日、照蓮寺の本堂でお葬式をするご縁がありました。
みなさんが祭壇と呼んでおられる葬祭業者の「荘厳壇」を用いず、
お寺の本堂のお飾りをそのまま荘厳壇に見立てて葬儀を行いました。
シンプルですが、お花、ロウソク、香炉、棺桶、これで十分です。
最近はお寺や自宅でお通夜や葬儀をすることがほとんど無くなりました。
亡くなるのは病院で、それが当たり前。
葬儀は葬祭業者のホールで、それが当たり前。
いつからそれが当たり前になったんでしょう。
私がこどもの頃は、まだ当たり前ではありませんでした。