学校で育てたネギです。
夏休み前からいろいろお世話をしてきました。
たかがネギ。
されどネギ。
自分で育てたものには愛着が湧くんでしょうね。
自分で切りたいと言い出して、慣れない包丁でバスバス切り刻んでいました。
食べて味わう前から美味しいと言ってネギを口に運んでいました。
自分で心込めて育てたものは、食べ物であれば食べる前から美味しいと思えるようです。
時々、物事は結果ではなくてそこに至るまでの過程が大事だったりします。
もちろん結果も大切ですが、結果だけが評価されるのであれば、「もっと楽して結果を出したい」とか、人はきっとズルいことを考えたりもするでしょう。
ふと昔を振り返ると、結果はあまり思い出せませんが、悔しかったことや辛いことに歯食いしばって踏ん張っていた時の方が覚えているものです。
結果ばかりを見て「すごいねー」と言われるよりも、その過程を見て「頑張ったね」と言われることの方がより実りある生き方ができるのでは、と思います。