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まちづくり

2018.09.20

和歌山での研修が終わりました。

実際に被差別地域においてどのような歴史や今の暮らしがされているのかを聞いて、まちを歩いて学びました。

行政や他の地域からの差別的な扱いについて憤りを感じました。

ですが、この地域の方々はとにかく元気があります。
30年ほど以前から地区のまちづくり協議会を結成し、それを地域の各種団体の中核に位置付けています。
名前だけ役職の人を置かず、まちのより良い50年後の為に子どもたちと一緒にまちづくりをしています。
なによりも驚いたのが、このようなまちづくり協議会を結成したきっかけは、「子どもたちからのまちづくりについての提起」があったからとのことです。
30年前のこども達からのまちづくりへの思いが今のまちの仕組みを作ったのです。

講師のお話の中。
「利便性の追求だけではだめ。いい道を作ってほしいわけではない。昔は見ることのできたホタルを川に呼び戻すなど、自然の保護も大切。どんなまちを子ども達に残してあげるか考えてる」
未来の子ども達にどんなまちを残すのか。

子ども達が主体性を持ってまちに関わるって素晴らしい。

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