はじめの二週間ほどは薬の効きがよすぎて、声の震えや裏返りの症状があらわれます。
この初期の副作用の声が嫌いです。
電話していても、門徒さんから「お前は誰だ!」と言われたこともあります。
ただ前回と違うのは、その後しばらくしたらちゃんと薬が効いていい声になるということを私が知っているということです。
前回は初期の副作用が続いた時に、「注射しない方がまだマシだったかも」と思うこともありました。
それは、その後声がよくなるかどうか分からず不安だったからに他なりません。
未来が分からなければ不安にもなります。
反対に、未来が分かっているならば、安心です。
「必ずよくなる。だから今は我慢」
そう思えるというのは非常に力強いことです。