一年に一度、門徒さんの家を順番にまわっています。
とある門徒さんの家。
ここは毎年家族全員でお参り。
小さな子供が増えて、10人を越えます。
3歳になる女の子が紙を渡してくれました。
どうやら私のために手紙を書いてくれていたようです。
「これはなーに?」
「わからーん」
「この緑色のはなーに?」
「ふうせん!」
3歳児には風船に見えるのに、大人になると分からなくなるんですね。
人は大人になるといろいろなものを手に入れます。
でも、その代わりに失うものもたくさんあるんだと思います。
なんとか風船に見えないものかと家に戻ってからも何度も見直しました。