先日から毎日原稿のチェック。
今年4月の歴代住職の年忌法要に合わせて、昭和28年当時に書かれた著書を再版するため、
一から文字起こしをして、確認作業をしてます。
タイプミス以外にも、初版で既に誤字や引用の際の間違いがあったりなど、
とても大変な作業だと思い知らされています。
また、当時の著者の思いを変質させないよう、
できる限り当時の言葉や漢字、言い回しなどを忠実に残すように努めました。
作業は昼も、夜も。。。
家でも、電車の中でも。。。
とても頭の体操になります。
ですが、このような作業をさせていただくことで、
私自身が歴代住職の言葉に触れることができました。
私などとは違い、歴代住職は大変聡明な方でありました。
その方のお書物にほんの一端であっても触れられたことを有難く思います。
この書物を読み込むには、かなりの知識や能力が必要だと思いますが、
これがいつか誰かのために役立てられるなら本望です。