御命日参りは御往生された日を機会にしていのちの尊さを思うお参りです。
ほとけさまになる訳ですから御命日というのは、その意味でとても意味のある日となるのです。
ですが、ご遺族からするとなかなか馴染めない御命日よりも、長くお祝いしてきたその方のお誕生日の方がより近くそのかたを感じられるのかもしれません。
父を思い、父のお誕生日にケーキをお供えして手を合わせてくださるかたがおられました。
大切なのは、そのかたを思い返して、自らが手を合わせる人になられるということ。
そのきっかけは必ず御命日というわけではなく、お誕生日であってもよいと思います。
きっとお父さんも手を合わすご家族のことを喜んでくださっておられるでしょう!