2018.09.27
水橋組研修旅行に出発。
朝まで雨だったという鹿児島に到着したらとってもいい天気。
みんなで花尾かくれ念仏洞へ長い登り坂を登りました。
途中休憩しながらもようやく到着。
お線香とおりんを持参してきて洞窟の中でみんなで讃仏偈のお参り。
洞窟の中で声高らかにお念仏させていただき、先人のご苦労を偲ばせていただきました。
無事にたどり着けてホントによかった。
2018.09.26
彼岸が明けました。
お彼岸は秋であれば秋分の日だけがお彼岸ではありません。
秋分の日を中心に前後3日間の1週間をお彼岸と言うそうです。
もっとも過ごしやすい期間に、お彼岸(お浄土)を思い浮かべて
私たちの平素の在りようを見つめ直す良い機会になればと思います。
境内に彼岸花が咲いていました。
赤くきれいなお花ですがどうやら毒性の強い花のようで、
よほどたくさん口に入ったりしなければ人間には影響は少ないようですが、
動物や生きものに対しては非常に強い毒をもっているそうです。
曼殊沙華ともいわれる彼岸花は、
私たちがいつの日か生まれ行く仏さまの世界を思うこの時期にはぴったりなお花です。
2018.09.23
お彼岸のお参り。
婦人会の方々がこしらえてくださったお料理をみんなで囲んでいただきます。
お料理の味付けもそうですが、大勢でしゃべりながら食べるご飯はそれだけで美味しい。
寺はどこも台所の担い手不足と言われていますが、出来ることならいつまでもこういう集いが続けばいいなと思います。
2018.09.20
和歌山での研修が終わりました。
実際に被差別地域においてどのような歴史や今の暮らしがされているのかを聞いて、まちを歩いて学びました。
行政や他の地域からの差別的な扱いについて憤りを感じました。
ですが、この地域の方々はとにかく元気があります。
30年ほど以前から地区のまちづくり協議会を結成し、それを地域の各種団体の中核に位置付けています。
名前だけ役職の人を置かず、まちのより良い50年後の為に子どもたちと一緒にまちづくりをしています。
なによりも驚いたのが、このようなまちづくり協議会を結成したきっかけは、「子どもたちからのまちづくりについての提起」があったからとのことです。
30年前のこども達からのまちづくりへの思いが今のまちの仕組みを作ったのです。
講師のお話の中。
「利便性の追求だけではだめ。いい道を作ってほしいわけではない。昔は見ることのできたホタルを川に呼び戻すなど、自然の保護も大切。どんなまちを子ども達に残してあげるか考えてる」
未来の子ども達にどんなまちを残すのか。
子ども達が主体性を持ってまちに関わるって素晴らしい。
2018.09.19
和歌山県での研修。
差別問題に生涯取り組まれた西光万吉さんに関する地を訪れました。
差別って非常にデリケートな問題です。
簡単なことではありませんが、私たち浄土真宗の僧侶は真剣に差別と向き合わなければいけません。
差別のない世の中になるように。
2018.09.18
お坊さんの研修会。
今回は作法と声明。
富山節に慣れてくると本山の正式な節と段々とズレていることを忘れてしまいます。
こうやってその都度スタンダードに戻してもらえるのは助かります。
また、細かなところの変更点も教えていただき、私が京都で学んだ時とは違うんだなーと驚きもありました。
実り多い研修でした。
2018.09.17
娘の学校の学園祭にPTAもお手伝い。
私はうどんコーナーの担当で、3年間うどんコーナーで確定とのこと。
2年後にはうどんマスターになっていることでしょう。
いろいろと試行錯誤しながら大きな問題もなく和気藹々と過ごせてよかったです。
こんなに賑々しく学園祭があることを羨ましく思いました。
そして高校生のみんなの元気をもらって自分も元気に頑張れそうです!
2018.09.13
以前は現調へは行きませんでしたが、不思議と幹事をしていると行ってしまいます。
ここらへんで休んだほうがいいかな。
トイレはどこが行きやすいかな。
この料理は口にあうかな。
大浴場はどんなかな。
道は狭くないかな。
駐車場は近くにあるかな。
巡るところを「ここはどんなところ?」と聞かれて、
「なーん、知らんちゃ」と言っていてはいけません。
「お団子美味しいよ」と相手に言うためには、
自分がそのお団子の美味しさを知っていないと勧められません。
例えば、そうやって団子の美味しさをいろんな人に語っていると
ふと気づくのが、
いつの間にか、誰よりもその団子が大好きになっているということです。
これは何にでも通じることです。
自分の持ちうるものを外にアウトプットするうちに、
自分の中にもより深く何かが刻まれていくことに気づきます。
2018.09.12
鹿児島へ。
研修旅行のための事前調査と打合せ。
薩摩藩では江戸時代から長い間一向宗の信仰を禁止され、厳しく罰せられました。
それでも念仏の教えを守り続けようと、山奥の洞窟で誰にも聞こえないように仏像を安置して念仏をしておられました。
見つかって命を奪われる方も多数おられたとのこと。
私が洞窟を訪れた時は幸い晴れ間でしたが、昔の方々がこんな奥地まで念仏するためによく通われたものだと思いました。
命をかけるほど信仰を大切にされるとはどのような思いなんだろうか。
花尾かくれ念仏洞、立山かくれ念仏洞2つの洞窟を訪れましたが、先人の真剣に求道する思いが伝わってまいりました。
2018.09.11
実家の父が手術をするというので見舞い。
自分が今から手術だというのに、息子のことを心配してくれる父。
親はありがたいです。
無事に退院できてほんとによかった。
できれば父が元気なうちに、
親の心配がかからないようになって、
立派になれたらいいなと思いました。