2017.01.13
年末に頂戴した贈り物をいただきました。
「みかん大福」
いちご大福のいとこみたいなお菓子です。
いちごの代わりに大福の中にみかんがまるごと入ってます。
もちろん皮はむいてあります。
冷やして食べると、みかんが冷たくて甘くてとてもおいしかったです。
薄皮の餅と小さなみかんがベストマッチで、中から出てくるみかんのジューシーさが際立ちます。
今話題のお菓子のようで、わざわざ調べて選んでくれたんだな、と嬉しくなりました。
贈ってくださった方の顔が大福に見えてきました。
ありがとうございます。
明日からは今年一番の寒波が来るようです。
寒くなると、なぜかみかんがおいしく感じられますね。
明日も前を向いて歩こう!
2017.01.12
歯が抜けそうです。
以前からぐらぐらにはなっていましたが、
ご飯の最中に思い切り噛んだのか、
前歯から出血して怖がっていました。
古い歯が抜けるということは新しい歯が生えてきているということ。
仏教でも、1つの終わりは1つの始まりでもあります。
何かが終わっていくことを悲しむ先には、
大きなよろこびが待っています。
今日も前を向いて歩こう!
2017.01.11
冬休みにジグソーパズルをしました。
管理が悪く、いくつかピースを紛失してしまいましたが、
なんとか形になりました。
このパズルは夜になると光るんだそうです。
蓄光といって、昼間に光を吸収して暗くなるとその力で発光するんだそうです。
電気が不通の場合に活躍するので、
最近は災害用に交通機関の施設なども蓄光を採用しているそうです。
自分の力で光るんではないけれど、他の力を借りて光ることができるのは仏教と共通だなと思います。
心が清らかでなくても、心の清らかな世界に行くことができる。
心が清らかにならなくても、心の清らかなことの素晴らしさを感じることができる。
こうでなくちゃとか思って窮屈な生き方をすることからは、さようならしていいんです。
今日も前を向いて歩こう!
2017.01.09
長い冬休みが今日で終わります。
明日から学校に行ってもらえると思うと、
ホッとした気持ちと少し寂しい気持ちとがあります。
冬休みの間に実家にお邪魔してきました。
子供達はいとこたちと楽しく遊んでいました。
上は大学生から下は小学一年生まで幅広いですが、
いとこというだけで仲良くなれるのは不思議なものですね。
みんな大きくなったなーと思います。
また同時に私も歳をとったんだなと思います。
「まだまだ若い」と自分に言いきかせ、明日からも頑張ろう。
明日からも前を向いて歩こう!
2017.01.08
長い冬休みで外に出られない子供達もイライラが積もってきた頃。
「そんなに暇なら散らかった裏庭の掃除でもしてくれない?」
おそらく嫌だと言われると思って言ったつもりでしたが、
「いいよ」
珍しく快くお手伝いをしてくれました。
こうやってちょっとずつお寺の子として育っていくんだな、と思います。
仏様のお育てにあずかりながら、
子供達だけでなく私も住職としてお育ていただいております。
明日も前を向いて歩こう!
2017.01.06
今年は長い冬休みです。
習字の宿題をしていました。
お手本を横に置いて丁寧に書いていました。
「つるぎ」
県外の方が見れば、刀のつるぎをイメージされることでしょうが、
富山の人間がみると、山のつるぎを真っ先に思い起こすことでしょう。
これは富山ならではの反応です。
同じ言葉ですが、受け取る側の反応が違うのは不思議なことです。
つるぎという言葉自体に何かメッセージがあるわけではありません。
そこに込められた話し手の思いが聞き手に届いて相手の感動を促すのです。
何でも一緒です。
空っぽの言葉、空っぽの人間関係、空っぽの自分の生き方になっていないか。
思いを込めて関わって、思いを込めて生きられるようにしよう。
今日も前を向いて歩こう!
2017.01.05
お正月三箇日も終わりましたが、子供達の冬休みはまだまだ続きます。
宿題の合間の休憩に家族でゲームをしました。
私が子供の頃からある「人生ゲーム」
子供から大人まで楽しく、真剣に遊べるよくできたゲームです。
ゲームの中でも現実と同じく娘を3人授かった時はびっくり。
ゴール直前で宇宙旅行に行って750,000ドルの借金をしてビリになりましたが、
今年も気をつけなければと思えるよい教訓となりました。
人生は七転び八起き。
たとえ何度も踏みつぶされても
根っこがしっかりしていればまた立ち上がれます。
今日も前を向いて歩こう!
2017.01.03
いろいろな方々から年賀状をいただきました。
ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
皆さんの元気なお姿を拝見したり、近況のコメントをいただきました。
10年、20年近くお会いできていない方とも
手紙のやり取りができるということは素晴らしいことです。
きっとそれ以外の今時の便利な媒体では
このように長い間やり取りをすることはできなかったでしょう。
その中でも文面が全部手書きのものがありました。
達筆だから素晴らしいというわけではなく、
寺に一生懸命に関わってくださっているその方のお気持ちがよく伝わってきました。
LINEやメール、電話などいろいろな選択肢がありますが、
ときに手書きの手紙は直接話すよりも心に伝わることがあります。
不思議ですね。
今日で正月三箇日が終わりました。
雪の少ない過ごしやすい正月でしたね。
明日からまた新しい自分で仕事始めです。
明日も前を向いて歩こう!
2017.01.02
年忌法要のご案内の掲示を今年のものに変更しました。
本堂で皆様が見やすいように常時掲示しています。
「そろそろうちのお父さんの法事じゃなかったかな」
「法事の年忌ってどうやって数えるんだったかな」
そういう方々のために本堂に掲示しております。
そちらをご覧になっていただいても結構ですが、
わからないことや困ったことがあったら、ぜひ私たちに声をかけてください。
皆様のお越しをお待ちしております。
2017.01.01
新年あけましておめでとうございます。
昨日の除夜の話でも申し上げましたが、
昨年がどんなであれ、年が改まることはおめでたいことです。
昨年までとは違う、新しい自分がみつかると思うとワクワクしてきますよね。
さて、我が家の正月は朝の本堂でのお参りのあと家族全員でお雑煮を食べます。
実家のお雑煮には鶏肉が入っていて、その味でずっと育ってきましたが、
ここ水橋に来てからは、鶏肉の代わりに海老が入ります。
初めは違和感がありましたが、海老の出汁がクセになって、今ではそれが我が家の味です。
意図しないところでも、人は何かしらに染まります。
よく染まる、悪く染まるというのは主観の問題ですので考える必要もありませんが、
場所に染まること自体は素晴らしいことです。
まちに暮らすことでまちの人として染められていく。
まわりの方々が心を開いて接してくださることで染められていく。
よそから来た私達が少しずつですが、この土地に染められていくことは痛快ですらあります。
多くの方々との関わりを大切にしながら、
今年も一年間、前を向いて歩こう!