新着情報

「こども食堂」打合せ会

2017.02.17

1週間前に迫った「こども食堂」の打合せ会を開催しました。

様々な意見が飛び交い、中身のある会議になり、開催が待ち遠しくなりました。
今回は12の団体が協力団体として関わってくださいます。
まちづくり、福祉、PTA、児童館、民生委員さんなど
地域のこどもたちに関わる多くの団体に声がけさせていただき、快諾いただきました。
この事業はとてもシンプル。
御飯をみんなで一緒に食べる。
あとは毎回何を用意してもいいし、その都度こどもに決めさせてもいい。
だからこそ地域の誰もが協力できる可能性があります。
自分なんて何の助けもできない、なんて思うことはなくて。
誰もが何かの助けになれるから、みんなでまちを元気にしていける。
こどもたちはそんなまちの大人のエネルギーを感じて、
大人ってすごいんだとか
僕らもがんばらなきゃとか
こどもなりに元気を出すんだと思います。
あと1週間。
前を向いて歩こう!

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御正忌報恩講

2017.01.16

今日は親鸞聖人のご命日法要「御正忌報恩講」(ごまんさん)をお勤めしました。

昨日からの大雪で朝から境内の除雪に追われましたが、
足元の悪いなかお越しくださったご門徒さん達と無事にお参りすることができました。
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お参りでは一年で一番大きなローソクを灯してお参りをさせていただきます。
ローソクからは温かい炎があがり、寒い寒い本堂でも明るさと温もりを感じました。
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お昼のお斎(とき)では、昨日から仕込んでくださった浄土真宗ゆかりの郷土料理「いとこ煮」などをみんなでいただきました。
昨日、台所でみんなで味見しながら、薄いやら砂糖が足りんやらくどいやら意見しながらできた味は、毎回好評です。
誰のお椀が小豆が多いなどと大勢で冗談を言いながらいただくご飯はやはりおいしいものです。
今年も無事に執り行うことができ、
このお参りが終わることでようやくお正月が終わったように思えます。
これで私も2017年モードにリセットできました。
今年も気合入れて前を向いて歩こう!

一年のはじまり

2017.01.01

新年あけましておめでとうございます。

昨日の除夜の話でも申し上げましたが、
昨年がどんなであれ、年が改まることはおめでたいことです。
昨年までとは違う、新しい自分がみつかると思うとワクワクしてきますよね。

さて、我が家の正月は朝の本堂でのお参りのあと家族全員でお雑煮を食べます。
実家のお雑煮には鶏肉が入っていて、その味でずっと育ってきましたが、
ここ水橋に来てからは、鶏肉の代わりに海老が入ります。
初めは違和感がありましたが、海老の出汁がクセになって、今ではそれが我が家の味です。

意図しないところでも、人は何かしらに染まります。
よく染まる、悪く染まるというのは主観の問題ですので考える必要もありませんが、
場所に染まること自体は素晴らしいことです。

まちに暮らすことでまちの人として染められていく。
まわりの方々が心を開いて接してくださることで染められていく。
よそから来た私達が少しずつですが、この土地に染められていくことは痛快ですらあります。

多くの方々との関わりを大切にしながら、
今年も一年間、前を向いて歩こう!

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除夜の鐘

2016.12.31

今日は大晦日(おおみそか)。

毎月の最終日を晦日(みそか)と言い、一年の最後の晦日を大晦日というそうです。
大晦日の夜中から年明けにかけて当寺では「除夜の鐘」をつきます。
近頃メディアで「うるさくて近所迷惑だから」「人が集まらないから」などの理由で
真昼間についてみたり、もしくはやめてしまったりということを聞きます。
情けないことです。
除夜の鐘つきは、決して人を集めるためのイベントではありません。
また、一部の人にはうるさいかもしれませんが、その方々にもいつかこの鐘の音を
年の変わるしるしとして、しみじみ味わっていただける時がくると信じています。
除夜の「除」(じょ)とは、古きものが新しきものに変わる「きざはし」。
「きざはし」とは、かけ離れたところに向けてかかる橋という意味なんだそうです。
今年の私を振り返り、来年の私の歩みを考える。
鐘の音がその助けになれたらと思います。
多くのお支えをいただき、なんとか新しい年を迎えられます。
ありがとうございます。
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こども食堂に差し入れ

2016.12.17

サツマイモが届きました。

戦時中、照蓮寺は東京からの学童疎開の引受けをしていました。

先日、当時を懐かしんでいらっしゃったご家族と話をする中で、
寺で開催している「みずはしこども食堂」の話題になりました。

「こどもたちにあったかくておいしいもの食べさせてあげたいんです」
「なかなか食材提供してくださる方が少なくて困ってます」
と言っていたら、
「ここの当時のご住職は食べ物のない時代に、僕たちにあったかいご飯を食べさせてくれた恩人」
「何か手助けできることがあったら。でも地元にはサツマイモぐらいしかないけど...」

という話を覚えてくれておられました。

後日サツマイモを山盛りに送ってきてくださいました。
茨城産の紅優甘(べにゆうか)
とっても形のきれいなサツマイモです。

本当にありがたいことです。

これで次回のこども食堂のメニューが一品増やせます!
こどもたちの喜ぶ顔が目に浮かびます。

これからも、まちのこどもたちの笑顔のために!

今日も前を向いて歩こう!

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煤払い

2016.12.14

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新年をお迎えする前に、毎年恒例の「煤払い」(すすはらい)を行いました。
仏教婦人会の皆様が中心となって本堂中の大掃除。
天井から壁、床、仏具のホコリを取り払いました。
お盆以来の大掃除でしたが、今回もたくさんの方々と尊い時間を過ごせました。
寺は人の集う場。
明日も前を向いて歩こう!
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人が集う場

2016.12.12

12月度の月例勉強会を行いました。

参加者の皆さんが大変熱心に取り組んでくださって、住職としてありがたいことです。
はじめに讃仏偈のお経を練習し、その後に住職自作のテキストを使って学びを深めました。
その後の懇親会でも幅広いお話にいろいろと勉強させられることばかりでした。
政治、経済、宗教、旅行、水橋の歴史、そして水橋のこれからについてなど。
段々とみんなが仲間になって、チームになって、
いろんなことについて自由闊達に話し合うことができる場に、
この照蓮寺がなってきたことはうれしいことです。
「人が集いともに歩むことのできるお寺」となれるように。
私も、もっともっと努力しなければ!
明日も前を向いて歩こう!
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学童疎開

2016.11.27

茨城県より突然の訪問者がありました。
第二次大戦中、照蓮寺に学童疎開していたという方でした。

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昭和19年、東京荏原区大間窪国民学校より93名の子どもたちがこちらに学童疎開していました。
その時小学5年生だった少年が、現在は82歳となられました。
本堂に入られて、いろいろな記憶が蘇ってきたようでした。
もののない時代に立山町までお米を調達に行って、白米を食べさせてもらったといいます。

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「今生きているのはこの寺のおかげ」
感慨深く境内を歩き、思い出の松の下で記念撮影をしました。

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「死ぬまでに一度ここに来たかった。僕にとっては聖地。これでいつ死んでもいい」
門から出て行かれる際に、何度も振り返って手を振ってくださいました。

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大変幸せそうで、こちらも嬉しくなりました。
明日も前を向いて歩こう!

水橋LOVEまつり開催!

2016.11.13

S__7045125.jpg今日は水橋LOVEまつり開催❗️
会場は水橋照蓮寺。
11時から16時まで開催です。

水橋の誇るシンガーソングライター河合良をはじめアーティストたちのステージがあります。
水橋の各種グルメ、アルコールなどドリンクもご用意しておりますので腹ペコ状態でお越しいただいて、ご飯を食べながらご観賞いただけます。

今日の天気は晴れ☀️最高気温は22度☀️
最高の日向ぼっこ日和です。どうぞお寺の境内でゆっくりしていってください。
銀行さん、水橋漁港さんなどに駐車場をご用意しております。

現在すでに境内は満杯に近くなっております!
水橋のまちに賑わいを!
そして、水橋をもっと好きになろう!
水橋LOVEまつり開催中です15032283_1158200557604853_5899274290658332237_n.jpg❗️

鑑定の日

2016.11.09

15032115_1154184974673078_8207609627171835199_n.jpg今日は鑑定の日です。
以前からお話していた照蓮寺の法宝物を是非見にきたいということで、このたびじっくりと観賞されるご縁をいただきました。
京都龍谷ミュージアム、富山県立大学、立山博物館より先生方にお越しいただきました。
さすが専門家という眼力で、専門用語が飛び交い、大変刺激的な時間を過ごしました。

よいものは大事にしまっておくよりも、多くの皆さんに見ていただくことでその価値を高めます。
来年のご縁に多くの皆さんの目に触れることで、何かのお役に立てますことを心より願っております。

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